AGA
AGAとは「男性ホルモン型脱毛症」を指します。成人男性にみられる、進行性の脱毛症です。
20代後半から顕著にみられ、諸外国と比して日本人には多いといわれています。
そもそも健康な状態の毛髪にはサイクルがあるといわれています。
①成長期:毛球(皮膚の内部にある、毛根の膨らんでいる部分)が太く成長する時期
②退行期:2~5年の間で毛球が徐々に小さくなる時期
③休止期:毛球が退行した状態となる時期 (個人差はありますが、健康な毛髪は1日100本程度抜けるといわれています)
これらのサイクルが乱れて、十分な成長期がないと毛髪が少ない状態になってしまいます。
AGAの原因として、ホルモンバランスの乱れ、遺伝、生活習慣が挙げられます。
ホルモンバランスの乱れ
テストステロンという男性ホルモンがジヒドロテストステロンという物質に変化すると、
毛髪の成長期が数か月程度に短くなってしまい、毛球が育たなくなります。
新たな毛髪が生えてこないまま、他の毛髪も休止期に抜けてしまうため、薄毛になります。
遺伝
ジヒドロテストステロンは遺伝しやすいといわれているため、
血縁関係にAGAの方がいる場合には、AGAを発症する可能性があります。
毛髪のサイクルを正常に戻す働きのある内服薬で治療を行います。
成長期の期間を正常に保つことによって毛髪を増やすので、治療効果を感じるまでに半年~1年程度かかります。
男性ホルモンに影響する薬剤なので、お子さまや女性の皮膚に触れると悪影響が生じる場合があります。
服用中や服用後半年間は献血をすることができませんのでご注意ください。
また、少しでも毛球の細胞が元気なうちに治療を開始する方が望ましいので、早めの治療をおすすめします。
気になる場合には、当院の医師にお気軽にご相談くださいませ。