淋病
淋菌が原因菌であり、
外性器から侵入し尿道や膣内に感染します。
性行為後数日間の潜伏期間後に発症します。
症状は男性では、
排尿時痛や尿道口からの膿がみられます。
女性では男性より症状が乏しく、
わかりにくい場合もあります。
おりものの増加や嫌なにおいがする、
陰部の掻痒感、排尿時痛がみられます。
女性の場合は症状が軽くでることもあり、
受診を躊躇う
もしくは受診しないケースもあるようですが、
菌の増殖によって子宮内膜炎や付属器(卵管や卵巣)の
炎症を引き起こし、不妊の原因となることもあります。
また重篤な例では
骨盤腹膜炎に至ってしまうこともあります。
また、妊娠中に感染すると
新生児膿漏眼という病気を引き起こすことがあります。
現在は出生後、赤ちゃんに点眼薬をすることで
失明を予防しています。
検査は尿検査やおりものの検査を行います。
治療は内服薬や膣内に薬剤を投与します。
ご予約の際は、男性は泌尿器科、
女性は婦人科でご予約くださいませ。
患者さん本人だけでなく、
パートナーと共に治療しなければ
再度感染してしまいます。
大切なことですので、
よく相談し、
一緒に治療を行うようにしましょう。